RPAによって失業者が激増?

広告

 

企業においてはコスト削減やミス削減などの業務効率、また働き方改革の即効薬としても期待されるRPAとはいったいどんなものなのか考えてみました。

 

 

 

 

RPAとは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語

ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)をAI(人工知能)などの技術を備えたソフトウェアのロボットが代行・自動化することを指します。

RPAの定義では「ルールエンジンやAI(人工知能)などの技術を備えた」と説明されていますが、これは広義のRPAに関することであり、狭義のRPA(RPAツール自体)はルールエンジンで動くも、つまりAI(人工知能)は内包していない、と整理する方が分かり易いでしょう。

 

実際にどんなことができる?

下記動画はある電気店のエアコン工事受注(自動化)の一例です。

 

画面の左側はコールセンターで受け付けた工事依頼管理簿。

画面の右側は工事作業者に渡す作業先指示書です。

RPAが、以下の手順で自動処理しています

  • 左側の管理簿から氏名や電話番号をコピー、右側の指示書に貼り付ける
  • 地図ソフトを起動、、地図を拡大して右側の指示書に貼り付け
  • 指示書管理簿の受付番号を設定し、保存
  • この一連の定型作業を、受付件数の数だけ繰り返して処理

 

RPAの速度は、人間のパソコン操作速度の約3倍、人間が1日8時間働くところRPAは3倍の24時間働くことができます。RPAは、人間の3倍の速度で3倍の時間働くと考えると、単純計算では、RPA(デジタルレイバー)は人間の9倍の生産性がある(ホワイトカラー9人分の働きをすることができる)ということができるのではないでしょうか。

 

その他、導入事例の動画URL

 

 

 

 

RPAを導入する5つのメリット

 

・ホワイトカラー業務の自動化と効率化
・RPAはオフィス業務の代行が可能
・誰もが簡単に業務の効率化と自動化を実現できる

 

 

企業の生産性向上

これまで人間にしかできなかったオフィスでの業務をRPAに代行させ、担当者は他の業務を行うことができ、生産性の向上が期待できます。

また、新たなビジネスを考えるする余裕も生まれます。

 

 

 

ヒューマン・エラー(人的ミス)の防止

人間が行う作業には、ミスが起こってしまうことがあります。

人間の集中力は限られますがRPAはどれだけ作業しても、人間のように集中力が途切れて精度が下がるということはありません。

 

 

コストの削減

RPAであれば人間の半分以下の作業時間で済み、時間や曜日が関係なくいつでも作業が可能、設定次第で決められた日時に作業を実行することもできます。

つまり、日々の作業工数削減・残業削減・休日出勤不要となり、その結果、人件費削減につながるという考え方ができます。

 

 

人材不足の解消

Free-Photos / Pixabay

RPAで人間でなくてもかまわない定型業務を自動化すれば、人間が行うべき業務が精査されより効率的に業務を遂行することが可能となります。

RPAは時間の制限も無く、一度覚えこませれば繰り返し作業を行ってくれるため、人材不足の問題解消に大きな期待が寄せられています。

内閣府によると、2014年には6,587万人いた労働力人口が2060年には3,795万人に減少し、総人口に占める労働人口の割合は2014年の約52%から2060年には約44%に低下する見立てとのことです。

 

RPAの導入事例と効果(想定できるケース)

 

 

 

購買業務

icondigital / Pixabay

以前は、この注文情報の転記入力処理は入力に長時間を要し、入力ミスも多発していました。

以前は取引先のシステムだからと諦めていましたがRPAにより自動化したところ、れまで年間130時間を要していた作業が30時間で完了できるようになり、入力ミスも激減する、という成果を得られました加えて待機時間に伴う精神的負担から解放されました。

ある商社にて部材の注文処理を自動化した事例で、ア~エの処理をRPAにより自動化しています。

まとめ▼

(ア)部材に関する注文情報を取りまとめる
(イ)発注先メーカーのWeb型注文受付システムを開く
(ウ)システムに注文情報を登録する
(エ)注文報告を担当者に回答する

 

 

 

 

財務(経理)業務

stevepb / Pixabay

導入以前は、財務担当者が購買システムに入っている発注データを印刷し、請求書との突き合わせを手作業で行っていました。

RPAにより、約2割の不一致となるケースだけを確認すれば済むようになります。

 

 

流通系の企業にて請求書の処理業務を自動化した事例で、一般事業会社からの要望が特に多い領域でもあります。

まとめ▼

(ア)請求書が届くと、スキャナとOCRを利用し、請求書情報をデータ変換する
(イ)購買システムから、該当する注文時の発注データを取得する
(ウ)請求書データと発注データを突合する
(エ)突合の結果、データが一致していれば、支払処理へと進める。不一致であれば、担当者に確認依頼を返す。

 

不一致の場合は、人間に再確認・判断を委ねる。
(オ)システムに注文情報を登録する
(カ)注文報告を担当者に回答する

 

 

 

人事

geralt / Pixabay

機微な情報を扱う難しさからアウトソースすることもできず人件費の高い役職者が手作業していたケースが多く、業務ボリュームがそれほど多く無くとも導入効果が大きいのが、この分野です。

まとめ▼

(ア)社員が社員管理システムを開き、住所等の属性情報を変更する
(イ)社員管理システムに設定された情報を取得し、影響のある社内システムに変更を一斉に反映する

 

 

 

人事給与・経費精算

geralt / Pixabay

社員の交通費精算において、申請しているルートや金額が正しいかをチェックするという、以下の(イ)~(エ)の処理をRPAが自動で行っています。

まとめ▼

(ア)社員が経費精算システムに情報を申請する
(イ)経路検索サービスを利用し、申請された駅名でルートを検索する
(ウ)申請が経路検索サービスの最短・最安ルートになっているかと、検索結果と同額であるかを突合チェックする。
(エ)一致していれば承認処理、不一致であれば差し戻し処理を行う。

 

 

まとめ

RPAは生産性向上、コスト削減、人材不足解消など、企業にさまざまなメリットをもたらします。仕事はもちろん、働き方改革をサポートしてくれるパートナーとして、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

広告