ジンギスカンといえば北海道!地元ではジンパ | Mayfair

ジンギスカンといえば北海道!地元ではジンパ

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ジンギスカンと聞くだけで中央が膨れ上がった鉄板で焼く羊肉を誰もが想像しますね。北海道では肉といえば羊肉で、道内の老若男女がこよなく愛するジンギスカンに使用するお肉です。今回はジンギスカンについてまとめてみました。
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ジンギスカンに使用するお肉は?

ジンギスカン(料理)は中央がドーム状に膨れ上がった鉄板に薄切りの羊肉と野菜を混ぜ焼きにしてたれに絡めて食べる料理であることは広く知られています。

北海道では肉といえば羊というほどジンギスカン料理が道内では普及しており、お花見のシーズンや夏場にかけて「ジンパ(ジンギスカンパーティー)」が公園や海岸などで繰り広げられます。

羊肉は2種類?

そのジンギスカン料理に使われている羊肉ですが、「ラム」と「マトン」という種類があります。ラムとマトンの違いは「羊」の種類が違うのでしょうか。結論からいいますと、ラムもマトンも同じ品種の羊肉です。ラム肉は生まれて1年未満の仔羊のお肉のことでマトンは2歳以上の羊のお肉をそれぞれ指します。

ラムの特徴

ラムの特徴は生後1年未満の仔羊の肉で色は淡いピンクです。羊独特のクセは無く、牛肉や豚肉と比べても非常に柔らかいのが特徴といえます。

フランスのレストランなどでは高級食材の一つに挙げられるほどで、欧米ではポピュラーな食肉でもあります。

ラムはクセの無いことから、ビギナーや道内以外の人に好まれています。

マトンの特徴

マトンの特徴は生後1~年以上の羊肉で色は淡いピンクです。

生後1年未満のラムに比べやや赤みのかかった色をしているのが特徴といえます。

一般的には「臭い」というイメージがありますが、どちらかといえばリピーターや道内の人には好まれる傾向があると言われます。

つまり呼び名の違いは成長過程

結論としまして、ラムとマトンの違いはそれぞれ「年齢」です。つまり1歳以下がラム、1~2歳以上がマトンです。仔羊がラム、それ以上大きいのがマトンと覚えておけばいいのではないでしょうか。ただし、地域によってはラムとマトンの間(生後1年~2年未満)を「ホゲット」と呼ぶこともあります。

ジンギスカンの起源は?

ジンギスカンはどのように日本に渡ってきたのかはっきりしませんが、中国を経由して日本に伝えられたといわれます。

日本では北海道の精養軒というお店が(1946年開業)ジンギスカンの元祖とされています。

また、同じ北海道内でもたれに漬けこんだジンギスカンや生ジンギスカンなど漬けこみかたと食べ方など地域やお店によっていろんなスタイルがあります。

羊肉はヘルシー?

ジンギスカンという名の肉があると思われる方も中にはいらっしゃると思いますが、あくまでも料理名です。

羊肉は牛肉や豚肉に比べると栄養素が豊富なうえ高たんぱくで低カロリーなので、とてもヘルシーであるとされています。

羊肉は間違いなくはつらつとした北海道民(どさんこ)のバイタリティーの源になっているのではないでしょうか。

羊肉は栄養価が豊富、ダイエット効果も?

ラム・マトンに含まれる代表的な栄養価
ビタミンB1
ビタミンB2
鉄分
亜鉛
リン
不飽和脂肪酸など

どの肉にもそうですが羊肉には特に良質なたんぱく質が豊富に含まれています。

良質タンパク質はダイエットや体型作りには欠かせない栄養素です。

体重が気になる人にとって強い味方であるカルニチンという成分も多く含まれており脂肪燃焼の効果があるとされています。

つまり女性にはうれしい食肉であることは間違いありません。

また亜鉛が多く含まれていますので男性の悩みに多い「抜け毛」予防にも効果があるといわれております。

北海道ではお花見や海水浴でもジンギスカン?

春になれば桜の下でジンギスカン。

新入社員の歓送迎会にもジンギスカン。

夏になれば海辺でジンギスカン。

ジンギスカンをこよなく愛する北海道ではどのシーンでもジンギスカンがイベント食になっているようです。

若い人の間では「ジンパー(ジンギスカンパーティー)」という言葉があるくらいですから、ジンギスカンは道民食であることは確かです。

花見の時期はジンギスカンOK

札幌の円山公園では毎年花見の時期だけバーベキューが解禁となるそうです。

私たちがイメージする花見と違い、北海道の人は豪快にジンギスカン鍋を囲みスキンシップ。

最近では「ジンギスカンセット」のレンタル業者も存在するようで、手ぶらで現地集合といった若い人の姿も良く見かけられます。

海水浴でもジンギスカン?

北海道では海水浴でもジンギスカンを楽しむというお話を取り上げられ話題になりましたが、これ実は本当のはなしだそうです。

人気番組「秘密のケンミンショー」でもジンギスカンパーティーは何度か取り上げられましたね。

北海道民が海辺でジンギスカンをする理由は?

道民は海に行くときは車が主流

北海道では海までの交通機関が不便であるがため、海に行く場合はほとんどが車が主流となり、どうしても長期滞在型になるみたいですね。

鉄板とタレ、羊肉と野菜だけでOK

車のトランクにジンギスカン鍋と羊肉と野菜、タレを積んで海辺で行うジンギスカンパーティーは短い夏を目いっぱいエンジョイする北海道民のスタミナ源としても欠かせないイベント食になるわけですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、ジンギスカンに使用する肉は?ラムとマトンの違いについてまとめてみました。ラムもマトンも同じ羊肉で成長過程により呼び方も味も変わるのですね。

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