女子ゴルフ界にまた嬉しいニュースが舞い込んだ!
アメリカ、ワシントン州で行われた全米女子アマで、なんと17歳の馬場咲希が圧勝で見事タイトルを手中にしました。
時差の関係で一足先に、国内トーナメントは若干20歳の岩井千怜選手が軽井沢72トーナメントの優勝もあり、女子ゴルフ界は今後ますます楽しみです。
全米女子アマチュア選手権
ゴルフ全米女子アマチュア選手権は、アメリカワシントン州ユニバーシティープレース・チェンバーズベイ(パー73)でおこなわれました。
このトーナメントはマッチプレーで、アマチュア界の実質的な世界一を決めるトーナメントと言っても過言ではありません。
初戦から順当に勝ち上がった初出場の馬場選手は決勝14日(日本時間15日)、カナダの21歳のモネ・チャンに11アンド9の大差で圧勝し、なんと1985年の服部道子さん以来の37年ぶり2人目の日本勢優勝を果たしました。
5番ホールまでで4アップの大差
決勝は36ホールの長丁場、馬場選手は最初のホールでパーセーブに成功しました。

これに対してチャンはボギー発進となり、ここから一気に馬場選手が立て続けにアップし、5番ホール終了時点までに4アップと差を広ゲル事に成功します。
次の6番ホールではでダブルボギーとし落としますが、すぐさま7番に続きその後も3つのホールを奪って、前半の18ホールだけで7アップと大差を広げて折り返します。
後半の18ホール

馬場選手は前半の7アップの大差を広げ、約2時間の休憩。
後半1ホール目となる19番は両者パーセーブで発進します。

20番でチャンがバーディー、さらに21番で馬場がパーパットを外して、馬場の5アップと差が縮まります。
しかし馬場選手は175センチの長身から出る伸びやかなショットは安定していて、グリーン周りでも安定したので全く不安すら感じさせないゴルフ内容。
22番ホールでは馬場選手がバーディーパットを決めると、チャン選手はバーディーパットを外しこれであっさり6アップとなります。
続く23番ホールパー4では、馬場がグリーン脇のカラーからチップインバーディーを決め、7アップと一気に引き離します。
24番ホールパー4でも馬場がバーディーを奪い、これで8アップ。
25番ほーるパー4ではチャン選手がボギーで、馬場選手はパーを拾いこれで9アップ。
ギャラリーの前で感動の涙!
この決勝ラウンドを見守るギャラリーの中には大きな日本国旗を肩にかつぐ男性の姿もありました。
26番パー5でもバーディーパットを決めて10アップ。
そして27番パー3でも鮮やかなバーディーを奪い、11アップ。この瞬間、日本人37年ぶりの戴冠という歴史的偉業を手にした。
馬場選手の涙が止まらなかった!
<馬場咲希(ばば・さき)2005年(平17)4月25日生まれ、東京都出身。>
・ゴルフ歴 父親の勧めで5歳で始め、18年に東京都ジュニアゴルフ選手権優勝。21年東京都アマ 選手権優勝。今年の日本女子アマは9位。全米女子オープンでは予選通過し49位。
・武器はドライバー ドライバーの平均飛距離は、プロでもトップクラスの270ヤード。
・長身 175.3センチで野球に誘われたことも。
・あこがれの選手 ネリー・コルダ、脇元華。
・家族 両親と姉、妹2人。
まとめ
いかがでしたか。
今回は全米女子アマチュアゴルフで見事優勝した馬場咲希選手について触れてみました。
若い選手の台頭もあり、女子ゴルフ界は今や日本選手の時代と言っても過言ではありません。
今後、日本の女子ゴルフ界から目が離せません。
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